ギャラリー紫草

コンセプト

書は、数千年にわたる伝統と革新によって受け継がれ、発展してきました。書家は、その本質を生涯をかけて学び、鍛錬を重ねながら、現代に生きる感性で無限の表現を繰り出します。

現代日本には、書壇をはじめとして、多様な書家が鍛錬を重ね、鋭敏な感性と高い技術、深い精神性に基づく書作品が数多く作られています。また、作品に加え、文房四宝(筆、墨、硯、紙)や表装など、書には深遠で豊かな世界が広がり、様々な観点から楽しむことができます。

一方、本格の書が見られるのは主に展覧会場などに限られており、書を専門としない方々からは縁遠く、難解と受け取られがちです。書を楽しむ方法や機会も、実技の鍛錬を行う書道教室などに限られています。

書作品・書文化の多様かつ高品位な魅力とエスプリを、もっと現代の文脈に再構成し、人々の生活の質の向上に寄与することができないか―このような課題意識のもと、書道を専門とする新しい形のギャラリーとして「ギャラリー紫草」を立ち上げました。

本事業では、多様な会派の書家や、書芸術・文化を取り巻く職人、企業等と連携し、書の伝統の本質を踏まえ、高度な技術と高い品位に基づく新進気鋭の作家による作品提供や、教育等を通じて、感性ゆたかでウェルビーングな個人と社会を創出します。
現代生活と書芸術/書文化との新たな融合を目指す、他にはない新しいアプローチです。

事業内容

書作品及び書文化をテーマとした、
空間創出(作品販売及びレンタル)、イベント企画、ワークショップ、教育プログラムのプロデュース、アートコンサルティング等

特徴1 クライアントに最適な形での企画力

最初にカウンセリングを行わせて頂き、ご希望内容や目的に応じた最適な企画をご提案致します。英語対応可

特徴2 伝統に立脚したクオリティ

日展に複数回入選するなど、伝統を踏まえた高度な技術と品位を有し、かつ今後更なる活躍・飛躍が期待される新進気鋭の作家、研究者、職人などを厳選します。

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